サステナブルなチョコレートへの取り組み

Commitment to sustainable chocolate



「ピエール マルコリーニ」が使用しているカカオ豆は、世界中から選りすぐった10か所の特別なカカオ農園から供給されています。
これらのカカオ生産者は、「ピエール マルコリーニ」とともに、地球環境と人類を保護するために、3つの誓約をしています。

コミットメント#1:カカオ生産地の子供たちを児童労働から守ります

カカオ生産地では依然として児童労働が蔓延していますが、「ピエール マルコリーニ」の契約カカオ農園では、ユニセフと国際労働機関によって提唱されている児童保護の取り組みに沿って、児童労働を禁じています。
これらのカカオ農園では、子供たちの日常生活、可能性、尊厳を奪うようなこと、または教育、健康、身体的・精神的発達に有害な活動は一切行われていません。

コミットメント#2:グリホサート(除草剤)は使用しません

「ピエール マルコリーニ」の契約カカオ農園では、WHOにより発がん性のリスクを指摘されたグリホサートの代わりに天然除草剤を使用しています。
チョコレートの安全性とカカオ豆の品質を保証するため、全てのカカオ豆は第三者機関の検査を受けています。

コミットメント#3:CCN-51カカオ豆は使用しません

最高品質の美味しいチョコレートを作るために、「ピエール マルコリーニ」は生物多様性の保全に努めています。
つまり、豊かな自然環境で育まれた多様なカカオ品種を大切にまもり、遺伝子組み換えされたCCN-51種(病害への耐性を高めるために品種改良されたカカオ)のカカオ豆は使用しません。
このようなポリシーを守るためには、国際市場価格をはるかに超える価格でカカオ豆を買い付ける必要があります。
実際、契約農園で収穫されたカカオは、少なくとも1トン当たり4000ユーロ、つまり国際市場価格の2倍の金額で仕入れています。

自社焙煎とグラン クリュ チョコレート

「ピエール マルコリーニ」は、サステナブルなチョコレート作りに取り組みながら、同時に、美味しさの追求にも余念がありません。
美味しさと品質においても最高峰のチョコレート - それを実現するため、 「ピエール マルコリーニ」は、チョコレート作りの全ての工程を習得しました。自分の手でカカオ豆の選定・焙煎からチョコレートの製造までの全ての工程を手掛ける、数少ないショコラティエの一人です。
原材料の調達、カカオ豆の選別、精錬、ガナッシュづくり、テンパリングから仕上げまで、すべての工程は「ピエール マルコリーニ」のアトリエ内で行われています。

クリオロ、トリニタリオ、ナショナル、フォラステロなど、最上級のカカオ品種を探し求め、「ピエール マルコリーニ」は世界中を旅し、3つのコミットメントに賛同した契約カカオ農園から直接カカオ豆を仕入れています。
「ピエール マルコリーニ」は言います。「ワインを造るブドウが畑によって異なるように、カカオ豆も土地により個性がある。エクアドル、キューバ、ペルーなど、現地に足を運ぶことで、はじめてその微妙な違いが見つかる」